年金・保険関連
更新日:2024年6月25日
ここでは給与支払報告書とは何か、何のためにあるのか等について説明しています。
給与支払報告書とは?


給与支払報告書は、従業員(会社員やパート・アルバイトなど)に支払った給与額などを市区町村へ報告する書類です。
※去年1年間(1月~12月末まで)に支払った給与・賞与等の総額。

市区町村は、報告書等の情報をもとに徴収する住民税額を決定します。

給与支払報告書はなぜ提出するの?
給与支払報告書の提出は、給与支払者(給料を支払うひと)の義務だからです。
法人・個人事業主にかかわらず、従業員へ給与を支払った場合は、その金額がいくらだとしても提出しなければいけないことになっています。

※前年中(12月末までに)に退職した方で、前年の給与が30万円以下の場合については、給与支払報告書の提出義務はありません。ただし、税の公平性・課税の正確性を確保するため、基本的には提出することになっています。
※地方税法第317条の6。
給与支払報告書を提出しないとどうなる?
給与支払報告書を提出しなかったり、虚偽の記載をした場合、給与支払者が罰せられることがあります。
※地方税法第317条の7。

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