扶養親族とは、扶養されている親族のことです。たとえば親が子供を養っている場合、親にとっての扶養親族は「子供」になります。
※子供が親を養っている場合、扶養親族は「親」になります。
そして、あなたに16歳以上の扶養親族がいると税金が安くなります。このお得な制度を「
扶養にも種類があって、上記で説明した扶養親族は「税金についての扶養」のことです。
もうひとつ「社会保険の扶養」というものがあります。社会保険の扶養の特徴として、親族を扶養することで「保険料が0円になるメリット」を受けることができます。
※気になる方は下記の記事をチェックしておきましょう。
税法上の扶養と社会保険(健康保険)の扶養2つの違いは?
では次に、控除(こうじょ)とは何かについて下記で説明していきます。税金の計算などするときに絶対つかわれる用語なので覚えておきましょう。
たとえば税金を安くしてくれる制度に「
※たとえば健康保険料や介護保険料などを払っていれば、支払った金額が所得から控除されます(これを社会保険料控除といいます)。
「所得が多いほど所得税は高くなる」 → 「所得控除によって課税所得が減ってくれれば所得税は安くなる」というしくみです。
※収入と所得の違いについては所得とは?を参照。
所得控除があると以下の計算例のように税金が安くなります。
たくさんお金を稼いで「所得」が多くなればそのぶん税金がかかってしまいますが、その税金の負担を軽くしてくれるのが所得控除なんです。
このように
所得控除については下記の記事でくわしく説明しています。
所得控除とは?安くなる?控除あり無しでシミュレーション
では次に、配偶者とは何かについて下記で説明していきます。書類に記入するときによく出てくる用語なので覚えておきましょう。
妻の配偶者は夫であり、夫の配偶者は妻となります。つまり、独身の方は「配偶者は無し」になります。
そして、あなたに配偶者がいると税金が安くなる制度を「配偶者控除」といいます。
このように
控除、扶養、配偶者の意味について覚えておくと今後役に立つと思います。税金や保険関係の書類によく出てくる用語なので若い世代の方も覚えておきましょう。