更新日:2024年3月12日
以下は、所得税の計算過程を示しています。
計算過程
[STEP1]
各種所得金額を合計して総所得金額を求める(山林所得・退職所得は除く)。※1
※山林所得、退職所得についての所得税は分離課税になります。
[STEP2]
総所得金額から所得控除額を差し引く(所得控除額を差し引いたあとの金額を課税総所得金額という)。
[STEP3]
課税総所得金額に税率をかける。
課税所得とは税金を割り当てられる所得。
[STEP4]
税率をかけた金額が所得税額となる。※2
[確定申告による精算]
確定申告により納付する所得税額は、さらに、源泉徴収税額と予定納税額を控除した金額となる。
※1 必要経費等控除後、
損益通算、
損失の繰越控除などを行う。
※2 税率適用後、算出された金額から配当控除等の税額控除を行った金額が1年間の所得金額に係わる基準所得税額となる。
※さらに、復興特別所得税として基準所得税額の2.1%の金額が加わります(令和19年まで)。つまり、基準所得税額×1.021の金額(100円未満切り捨て)が「所得税および復興特別所得税」として徴収されます。
※出典:国税庁所得税のしくみ
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総所得金額とは:山林所得・退職所得を除く、各種所得の合計額。
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税率とは:所得税率のこと。課税総所得金額に応じて税率が変化する。
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確定申告とは:税金の過不足の精算。確定申告のページを参照。
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源泉徴収とは:給料などから所得税を差し引いて納税する制度。
●予定納税とは:数回に分けて所得税を納税させる制度。