住民たちで負担しあう税金
住民税は、公共サービスの費用を住民たちで負担しあうという考えからつくられました。
住民税は自分のすんでいる町に納税することになります。
ごみ収集や教育などのため。
たとえば、教育・福祉・ごみ処理などの生活にむすびついた公共サービスの多くは都道府県・市区町村によって提供されています。
ためしに住民税を計算してみよう
【計算のながれ➊】
たとえば、会社からもらった給料が1年間で200万円なら、給与所得は132万円になります。
※サラリーマンには経費が無いかわりに給与所得控除が経費の役割を担っています。
所得が200万円のときの住民税の計算
たとえば所得が200万円、所得控除が85万円とすると、所得割は115,000円になります。
税金を安くしてくれるもの
所得控除とは、所得を減らして税金を安くしてくれる制度です。
※控除は「差し引く」という意味です。
所得が減れば住民税が安くなる
所得控除によって所得が少なくなれば所得割も少なくなるので、住民税が安くなるんです。
まとめ
お金をたくさん稼ぐようになると、住民税が意外に多くかかってきます。
所得税と合わせると税金だけでなかなかの金額が徴収されてしまいます。
とはいえ、住民税は「住んでいる町のため」に使われているので仕方ありません。もし、自分が住んでいる町が税金を変なことに使っているときはしっかり指摘してあげましょう。
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