YouTubeの収益の税金はいくらかかる?収入10~1,000万円でどれくらい?

2024.11.20 更新
YouTuberやVTuberとして稼ごうと思っているなら税金のことも考えなければいけません。これからYouTubeを始めるひとは手取りや税金をザッと把握しておきましょう。この記事ではYouTubeで収入10万円~1,000万円儲けたときの税金について説明していきます。

YouTubeの税金手取り早見表
YouTubeの税金と手取りまとめ表
YouTubeの税金と手取りまとめ表

※上記表は個人事業主シミュレーションで計算。
40歳未満、雑所得、経費0円として計算。国民年金が固定で毎年約20万かかる。国民健康保険料や税金は収入よって金額が変わる。たくさん稼げば多く支払うことになる。1年間にかかる所得税・住民税や保険料などくわしくは下記でまとめています。


YouTubeを事業としておこなっているのであれば控除を受けることができる。ただし、”事業”と認められなければ節税は難しい。
※くわしくは下記で説明しています。


この記事の目次

【YouTubeの収益別まとめ】税金額シミュレーション

YouTubeからの収益があった場合に税金がいくらになるか収入別にシミュレーションしました。

ユーチューバーとしてYouTubeで稼ごうとしている人は以下の表をチェックしておきましょう。

1年間で10万円,30万円の収入を得たとき

まずは1年間で10万円、30万円の収入を得たときのシミュレーションを見てみましょう。
YouTubeで広告収入や投げ銭・スーパーチャット(スパチャ)を得ている方は、年収別の税金や手取りをザッと把握しておきましょう。

1年間で10万円の収入を得たとき
※40歳未満・独身とした場合。
※結果がわかりやすいように経費は0円としています。
※YouTubeからの収益は雑所得として計算しています。
 

あなたの税金は? あなたにかかる税金は0円です。
所得税0円、住民税が0円。
年金保険料は? あなたが支払う年金保険料は1年間で約204,000円です。
国民年金に加入している場合。全額免除をした場合は保険料は0円になります。
国民健康保険料は? あなたが支払う保険料は1年間で約66,000円です。
※世田谷区で計算した場合。国民健康保険料はお住まいの市区町村で保険料は変わります。保険料が減額された場合には約19,600円になります。
社会保険の扶養に入っている場合は社会保険料は0円になります。
あなたの手取りは? あなたの手取りは約-169,000円です。
※金額は個人事業主シミュレーションで計算(雑所得)。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。

1年間で30万円の収入を得たとき

※40歳未満・独身とした場合。
※結果がわかりやすいように経費は0円としています。
※YouTubeからの収益は雑所得として計算しています。
 

あなたの税金は? あなたにかかる税金は0円です。
所得税0円、住民税が0円。
年金保険料は? あなたが支払う年金保険料は1年間で約204,000円です。
国民年金に加入している場合。全額免除をした場合は保険料は0円になります。
国民健康保険料は? あなたが支払う保険料は1年間で約66,000円です。
※世田谷区で計算した場合。国民健康保険料はお住まいの市区町村で保険料は変わります。保険料が減額された場合には約19,600円になります。
社会保険の扶養に入っている場合は社会保険料は0円になります。
あなたの手取りは? あなたの手取りは約31,000円です。
※金額は個人事業主シミュレーションで計算(雑所得)。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。収入が30万でも経費が10万円あれば雑所得は20万円になります。


親族に扶養されている場合は?

親族に扶養されている場合は親族の税金が安くなったり、本人の保険料が0円になったりします。ただし、たくさんお金を稼げば扶養から外れるので注意しましょう。

くわしくは下記の記事で説明しています。
子どもがYouTubeでお金を稼いでいる…扶養控除はどうなる?
パートとYouTubeで稼いでいるけど扶養外れる?

1年間で50万円,100万円のYouTube収入を得たときの税金額シミュレーション

YouTubeからの収益が1年間で50万円、100万円あった場合に税金がどれくらいになるか収入別にシミュレーションしました。

YouTubeで稼ごうとしている人は以下の表をチェックしておきましょう。

1年間で50万円の収入を得たとき
※40歳未満・独身とした場合。
※結果がわかりやすいように経費は0円としています。
※YouTubeからの収益は雑所得として計算しています。
 

あなたの税金は? あなたにかかる税金は5,000円です。
所得税0円、住民税が5,000円。
年金保険料は? あなたが支払う年金保険料は1年間で約204,000円です。
国民年金に加入している場合。全額免除をした場合は保険料は0円になります。
国民健康保険料は? あなたが支払う保険料は1年間で約74,000円です。
※世田谷区で計算した場合。国民健康保険料はお住まいの市区町村で保険料は変わります。保険料が減額された場合には2~5割減額されます。
社会保険の扶養に入っている場合は社会保険料は0円になります。
あなたの手取りは? あなたの手取りは約220,000円です。
※金額は個人事業主シミュレーションで計算(雑所得)。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。

1年間で100万円の収入を得たとき

※40歳未満・独身とした場合。
※結果がわかりやすいように経費は0円としています。
※YouTubeからの収益は雑所得として計算しています。
 

あなたの税金は? あなたにかかる税金は約35,000円です。
所得税約9,400円、住民税が約26,000円。
年金保険料は? あなたが支払う年金保険料は1年間で約204,000円です。
国民年金に加入している場合。免除制度をした場合は保険料は軽減されます。
国民健康保険料は? あなたが支払う保険料は1年間で約131,000円です。
※世田谷区で計算した場合。国民健康保険料はお住まいの市区町村で保険料は変わります。
あなたの手取りは? あなたの手取りは約630,000円です。
※金額は個人事業主シミュレーションで計算(雑所得)。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。


1年間で200万円,300万円のYouTube収入を得たときの税金額シミュレーション

YouTubeからの収益が1年間で200万円,300万円あった場合に税金がどれくらいになるか収入別にシミュレーションしました。

YouTubeで稼ごうとしている人は以下の表をチェックしておきましょう。

1年間で200万円の収入を得たとき
※40歳未満・独身とした場合。
※結果がわかりやすいように経費は0円としています。
※YouTubeからの収益は雑所得として計算しています。
 

あなたの税金は? あなたにかかる税金は約169,000円です。
所得税約54,600円、住民税が約114,500円。
年金保険料は? あなたが支払う年金保険料は1年間で約204,000円です。
国民年金に加入している場合。
国民健康保険料は? あなたが支払う保険料は1年間で約246,000円です。
※世田谷区で計算した場合。国民健康保険料はお住まいの市区町村で保険料は変わります。
あなたの手取りは? あなたの手取りは約1,380,000円です。
※金額は個人事業主シミュレーションで計算(雑所得)。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。

1年間で300万円の収入を得たとき

※40歳未満・独身とした場合。
※結果がわかりやすいように経費は0円としています。
※YouTubeからの収益は雑所得として計算しています。
 

あなたの税金は? あなたにかかる税金は約303,000円です。
所得税約100,000円、住民税が約203,000円。
年金保険料は? あなたが支払う年金保険料は1年間で約204,000円です。
国民年金に加入している場合。
国民健康保険料は? あなたが支払う保険料は1年間で約361,000円です。
※世田谷区で計算した場合。国民健康保険料はお住まいの市区町村で保険料は変わります。
あなたの手取りは? あなたの手取りは約2,130,000円です。
※金額は個人事業主シミュレーションで計算(雑所得)。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。
個人事業税がかかる場合、1年間で5,000円。


1年間で400万円,500万円のYouTube収入を得たときの税金額シミュレーション

YouTubeからの収益が1年間で400万円,500万円あった場合に税金がどれくらいになるか収入別にシミュレーションしました。

YouTubeで稼ごうとしている人は以下の表をチェックしておきましょう。

1年間で400万円の収入を得たとき
※40歳未満・独身とした場合。
※結果がわかりやすいように経費は0円としています。
※YouTubeからの収益は雑所得として計算しています。
 

あなたの税金は? あなたにかかる税金は約482,000円です。
所得税約190,400円、住民税が約291,500円。
年金保険料は? あなたが支払う年金保険料は1年間で約204,000円です。
国民年金に加入している場合。
国民健康保険料は? あなたが支払う保険料は1年間で約476,000円です。
※世田谷区で計算した場合。国民健康保険料はお住まいの市区町村で保険料は変わります。
あなたの手取りは? あなたの手取りは約2,840,000円です。
※金額は個人事業主シミュレーションで計算(雑所得)。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。
個人事業税がかかる場合、1年間で55,000円。

1年間で500万円の収入を得たとき

※40歳未満・独身とした場合。
※結果がわかりやすいように経費は0円としています。
※YouTubeからの収益は雑所得として計算しています。
 

あなたの税金は? あなたにかかる税金は約704,000円です。
所得税約324,100円、住民税が約380,000円。
年金保険料は? あなたが支払う年金保険料は1年間で約204,000円です。
国民年金に加入している場合。
国民健康保険料は? あなたが支払う保険料は1年間で約591,000円です。
※世田谷区で計算した場合。国民健康保険料はお住まいの市区町村で保険料は変わります。
あなたの手取りは? あなたの手取りは約3,500,000円です。
※金額は個人事業主シミュレーションで計算(雑所得)。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。
個人事業税がかかる場合、1年間で105,000円。


1年間で600万円,700万円のYouTube収入を得たときの税金額シミュレーション

YouTubeからの収益が1年間で600万円,700万円あった場合に税金がどれくらいになるか収入別にシミュレーションしました。

YouTubeで稼ごうとしている人は以下の表をチェックしておきましょう。

1年間で600万円の収入を得たとき
※40歳未満・独身とした場合。
※結果がわかりやすいように経費は0円としています。
※YouTubeからの収益は雑所得として計算しています。
 

あなたの税金は? あなたにかかる税金は約973,000円です。
所得税約504,800円、住民税が約468,500円。
年金保険料は? あなたが支払う年金保険料は1年間で約204,000円です。
国民年金に加入している場合。
国民健康保険料は? あなたが支払う保険料は1年間で約706,000円です。
※世田谷区で計算した場合。国民健康保険料はお住まいの市区町村で保険料は変わります。
あなたの手取りは? あなたの手取りは約4,120,000円です。
※金額は個人事業主シミュレーションで計算(雑所得)。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。
個人事業税がかかる場合、1年間で155,000円。

1年間で700万円の収入を得たとき

※40歳未満・独身とした場合。
※結果がわかりやすいように経費は0円としています。
※YouTubeからの収益は雑所得として計算しています。
 

あなたの税金は? あなたにかかる税金は約1,240,000円です。
所得税約685,600円、住民税が約557,000円。
年金保険料は? あなたが支払う年金保険料は1年間で約204,000円です。
国民年金に加入している場合。
国民健康保険料は? あなたが支払う保険料は1年間で約820,000円です。
※世田谷区で計算した場合。国民健康保険料はお住まいの市区町村で保険料は変わります。
あなたの手取りは? あなたの手取りは約4,730,000円です。
※金額は個人事業主シミュレーションで計算(雑所得)。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。
個人事業税がかかる場合、1年間で205,000円。


1年間で800万円,900万円のYouTube収入を得たときの税金額シミュレーション

YouTubeからの収益が1年間で800万円,900万円あった場合に税金がどれくらいになるか収入別にシミュレーションしました。

YouTubeで稼ごうとしている人は以下の表をチェックしておきましょう。

1年間で800万円の収入を得たとき
※40歳未満・独身とした場合。
※結果がわかりやすいように経費は0円としています。
※YouTubeからの収益は雑所得として計算しています。
 

あなたの税金は? あなたにかかる税金は約1,530,000円です。
所得税約877,900円、住民税が約651,200円。
年金保険料は? あなたが支払う年金保険料は1年間で約200,000円です。
国民年金に加入している場合。
国民健康保険料は? あなたが支払う保険料は1年間で約878,000円です。
※世田谷区で計算した場合。国民健康保険料はお住まいの市区町村で保険料は変わります。
あなたの手取りは? あなたの手取りは約5,390,000円です。
※金額は個人事業主シミュレーションで計算(雑所得)。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。
個人事業税がかかる場合、1年間で255,000円。

1年間で900万円の収入を得たとき
※40歳未満・独身とした場合。
※結果がわかりやすいように経費は0円としています。
※YouTubeからの収益は雑所得として計算しています。
 

あなたの税金は? あなたにかかる税金は約1,840,000円です。
所得税約1,094,400円、住民税が約750,100円。
年金保険料は? あなたが支払う年金保険料は1年間で約200,000円です。
国民年金に加入している場合。
国民健康保険料は? あなたが支払う保険料は1年間で約890,000円です。
※世田谷区で計算した場合。国民健康保険料はお住まいの市区町村で保険料は変わります。
あなたの手取りは? あなたの手取りは約6,060,000円です。
※金額は個人事業主シミュレーションで計算(雑所得)。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。
個人事業税がかかる場合、1年間で305,000円。


1年間で1,000万円のYouTube収入を得たときの税金額シミュレーション

YouTubeからの収益が1年間で1,000万円あった場合に税金がどれくらいになるか収入別にシミュレーションしました。

YouTubeで稼ごうとしている人は以下の表をチェックしておきましょう。

1年間で1,000万円の収入を得たとき
※40歳未満・独身とした場合。
※結果がわかりやすいように経費は0円としています。
※YouTubeからの収益は雑所得として計算しています。
 

あなたの税金は? あなたにかかる税金は約2,190,000円です。
所得税約1,329,300円、住民税が約850,100円。
年金保険料は? あなたが支払う年金保険料は1年間で約204,000円です。
国民年金に加入している場合。
国民健康保険料は? あなたが支払う保険料は1年間で約890,000円です。
※世田谷区で計算した場合。国民健康保険料はお住まいの市区町村で保険料は変わります。
あなたの手取りは? あなたの手取りは約6,730,000円です。
※金額は個人事業主シミュレーションで計算(雑所得)。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。
個人事業税がかかる場合、1年間で355,000円。


YouTubeの税金はどうやって計算する?所得税の計算過程

YouTubeで収益(雑所得)があるひとの税金計算は以下のようになります。

収入がYouTubeのみであり、所得が雑所得だけなら税金の計算はかんたんです。

雑所得の税金を計算
たとえばYouTubeによる利益が200万円であり、雑所得についての収入がそれ以外に無い場合。
※YouTubeを事業として活動している場合は事業所得から税金を計算してみようを参照。

まず雑所得を算出
上記の条件のとき、雑所得は

200万円YouTube収入0円必要経費 = 200万円雑所得
※計算をわかりやすくするため必要経費は0円とします。上記の場合、経費が20万円なら雑所得は180万円になります。

となります。雑所得のほかに所得が無いので総所得金額は200万円になります。

次に課税所得を算出
総所得金額がわかったので(200万円)、次に課税所得を算出します。課税所得は、

総所得金額 – 所得控除 = 課税所得
所得控除については所得控除とは?を参照。

となります。所得控除を88万円とすると、

200万円総所得金額88万円所得控除 = 112万円課税所得
課税所得については課税所得とは?を参照。
所得控除については所得控除とは?を参照。

となります。

次に所得税を算出
課税所得がわかったので、次に所得税を計算します。所得税は

112万円課税所得 × 税率 = 所得税
所得税については所得税とは?を参照。

となります。課税所得195万円以下は税率が5%なので、所得税は、

112万円課税所得 × 5% = 56,000円所得税
課税所得については課税所得とは?を参照。
所得税率については所得税の税率を参照。

となります。したがって、1年間の雑所得が200万円だと所得税は56,000円となります。ちなみに、上記の場合の住民税は約12万円になります。
※厳密には住民税は前年の所得について計算されるので、その年に得た所得については翌年の住民税に反映されます。
※また、住民税では所得控除額が少なくなるため課税所得金額が若干変わります(くわしくは所得控除の種類を参照)。

税金や保険料の計算はこちら↓
個人事業主の手取りと税金かんたんシミュレーション!


確定申告の必要は?

YouTubeでお金を稼いでいる方は基本的には確定申告によって収入の申告をして税金を納めなければなりません。


たくさんお金を稼いでいるのに確定申告しないでそのままにしておくと脱税になってしまう恐れがあるので注意しましょう。

48万以下なら確定申告は必要ない?

所得がYouTube(雑所得)だけの場合、1年間(1月~12月末まで)の雑所得が48万円以下なら確定申告は不要(基礎控除で所得税が0円になるため)。

ですが、確定申告をしない場合は雑所得が48万円以下でも住民税の申告が必要になります。

※確定申告をする場合は住民税の申告は必要ありません。確定申告はネットで簡単にできるので確定申告をすることをオススメします。
※参照:国税庁確定申告が必要な方

収入が少なくても確定申告したほうが良い?
収入が少額でも確定申告をすることをオススメします。なぜかというと、収入が少なければ保険料の減額年金の免除制度を利用できるためです。
※本人の収入が確認できないと上記の制度を利用できない場合があるので、所得が少なくても確定申告をすることをオススメします。
確定申告のやりかた
確定申告のながれ
STEP➊マイナンバーカードなど必要なものを用意する

STEP➋確定申告書を作成する

STEP➌確定申告書を郵送する(税金を支払うまたは払い戻される)

※確定申告のやり方や手順は下記の記事でくわしく説明しています。

もし、確定申告をするのが不安な方は試しにテキトーに金額を入力して申告書のつくりかたを練習してみてもいいかもしれません。
※意外にかんたんなので安心してください。税務署に郵送する申告書に正しい金額を入力すれば問題ないので、ためしに申告書を何枚も作ってみましょう。

では次に、YouTubeを副業でやっている場合について下記で説明していきます。確定申告はしたほうがいいです。

副業でYouTubeをしている場合は?確定申告しなくてもいい?

会社員やアルバイトの方がYouTubeで稼ぐ場合は利益に応じて税金が上乗せされます。


また、副業としてYouTubeの収入がある場合は、確定申告をして副業で稼いだぶんの税金を納めなければなりません。
※1年間の副業の利益が20万円以下なら確定申告をしなくてもいい決まりになっています。ただし、下記で説明するように”住民税の申告”が必要になります。


副業で1年間に20万円や50万円くらい稼ごうと考えている方は確定申告を忘れないようにしましょう。
※ただし、下記の記事で説明するように確定申告が必要ない場合もあります。

副業でいくら税金が増える?

たとえば、年収400万の会社員が副業で40万稼いだときに上乗せされる税金は年間約6.7万円です。
年収500万の会社員が副業で40万稼いだときに上乗せされる税金は年間約8万円です。
副業で稼いだ金額によってどれくらい税金が上乗せされるのかについて気になる方は下記の記事をチェックしておきましょう。

くわしくは下記の記事で説明しています
副業すると税金はいくら増える?年収別シミュレーション

20万以下なら確定申告の必要なし?
確定申告しないなら住民税の申告が必要になっちゃう

給料のほかにYouTubeからの利益が加われば税金が増えることになります。
ですが、アルバイトやサラリーマンなどの勤務先から給料をもらっている方の場合、雑所得(YouTubeの利益)が1年間(1月~12月まで)で20万円以下ならば確定申告をしなくてもいい決まりになっています。

ただし、雑所得が20万円以下でも、確定申告をしない場合は住民税の申告が必要になるときがあります(確定申告をした場合は住民税の申告をする必要はありません)。

※所得が給与所得と雑所得のほかに無い場合。
※副業の経費は0円としています。
※厳密には、給与を1ヶ所から受けており、そのほかの各種所得金額(給与所得、退職所得を除く)の合計額が20万円以下の場合。
※出典:国税庁給与所得者で確定申告が必要な人

では次に、YouTubeを親に扶養されながらしている場合について下記で説明していきます。たくさん稼げば扶養から外れてしまいます。

親に扶養されている子供がYouTubeで稼いでいる場合は?

親に扶養されている子供がYouTubeでお金を稼いでいるときに気をつけないといけないのは「扶養から外れると親の税金の負担が増してしまう」ことです。


YouTubeで稼いだ金額が多くなり、扶養から外れてしまうと親の税金は約5万円~17万円増えてしまいます。
※親の年収によってさらに増える場合もあります。

かんたんに説明すると、1年間の合計所得金額が48万円を超えてしまうと扶養親族の対象から外れてしまいます。
※親の扶養から外れたくなければ稼ぐ金額に注意しましょう。
※くわしくは下記の記事で説明しています。

では次に、YouTubeの税金を節税する場合について下記で説明していきます。YouTubeで稼ぐつもりの人は検討してみてもいいかもしれません。

YouTubeの収入も節税できる?税金が安くなる手続き

YouTubeで稼いだ利益は雑所得とみなされるので、節税をすることは難しいかもしれません。


しかし、YouTubeを事業として活動しているのなら稼いだお金は事業所得になるので、割と簡単に節税することができます。
※事業所得だと青色申告特別控除により65万円の控除を受けることができるので税金などが安くなります。
※「事業」とはその仕事を繰り返し行い、継続して行っていることをいいます。くわしくは事業による収入とは?を参照。


YouTubeでの稼ぎを事業所得として申請すれば税金や保険料が安くなるメリットを受けることができます。

どんな手続きをしたらいいのか、いくら税金が安くなるのかについては上記のページで説明しています。YouTubeでたくさん稼ごうとしている方はチェックしておきましょう。